HAPPY MILK PROJECT

FAQ(一問一答)

2017年度のプログラムの仕組みと取り組みについて教えてください。
2017年3月21日(火)から2018年3月20日(火)までの1年間におけるコープマークの牛乳の売り上げ総量に応じてユニセフに寄付し、アフリカの子どもたちの栄養不良を改善するユニセフの活動に役立てられます。
売り上げのうち、10万8千ドルは、アフリカ・シエラレオネ共和国の指定募金として寄付され、シエラレオネ共和国・コノ県の子どもたちの栄養改善に役立てられます。10万8千ドルを超えた分と個人募金を合わせて「アフリカ干ばつ緊急募金」に寄付します。
コープマークのついた牛乳はすべて対象ですか。
コープネットグループの宅配コープデリ、または店舗で、購入いただけるCO・OPマークの牛乳は全て対象です。コープにいがたでは魚沼牛乳も対象です。
対象商品一覧
コープネットグループの宅配コープデリや店舗で購入したメーカー品の牛乳は、なぜ対象ではないのですか。
ハッピーミルクプロジェクトは、コープネットグループ単独で実施する独自の取り組みです。コープが取り組むプロジェクトということをわかりやすくするために、今回はコープのPB(プライベートブランド)商品とさせていただきました。(コープにいがたでは魚沼牛乳も対象です。)
牛乳の売り上げに応じて寄付するために、牛乳の価格もそれに伴い高くなるのですか。
この取り組みのために価格を引き上げることはありません。寄付金は、コープネットグループの生協の経費でまかないます。
牛乳を普段利用していないのですが、参加することはできますか。
はい、できます。「個人募金」をコープデリ宅配のOCR注文またはeフレンズから受け付けています。 また、日本ユニセフ協会への郵便振替による募金も受け付けています。

ハッピーミルクプロジェクト参加の方法

なぜ他の商品ではなく、牛乳を通じての募金としたのですか。
ハッピーミルクプロジェクトの目的の一つとして、世界の子どもたちの栄養不良の問題、アフリカの子どもたちの状況、世界の食料問題などについて、1人でも多くの消費者・組合員の皆さまの関心を高めることがあります。そのため、ほとんどの家庭で日常的に消費されている商品であり、また、商品パッケージに広告欄があり、この取り組みについてお知らせしやすい条件がある牛乳を選び、取り組むこととしました。
具体的な支援内容を教えてください。

ハッピーミルクプロジェクトの寄付金は、ユニセフとシエラレオネ政府が共同で取り組んでいる、子どもたちに対する栄養プログラムを支援しています。
シエラレオネ共和国内13県のうち発育阻害率の高い県で、保健衛生省の協力のもと、慢性的な栄養不良の削減を行います。主に5歳未満の急性栄養不良児に質の高い治療サービスを届けられるようにします。

支援目標を教えてください。

ハッピーミルクプロジェクトは、乳幼児の栄養状態を改善することで、子どもの死亡率を削減することを目指しています。
シエラレオネ共和国の指定募金では、2020年5月までに下記の成果を実現させます。

  • 対象県内すべての保健センターで、急性栄養不良の治療を受けられるようにします。
  • 急性栄養不良の治療ができる保健員を96名増やします。
  • 保健員への栄養治療の指導とプログラムのモニタリングができる人材を3名育成します。
どのような成果があったかをどうやって把握するのですか。
活動の成果を現地で観測することで把握します。
活動全体は、ユニセフの技術支援のもと、シエラレオネの保健省の保健運営情報システムを通じて行います。また定期的な調査やその他の情報源からのデータによって情報を補足します。
地方レベルの活動については、州と郡のスタッフが成果の観測と監督を行います。
また、ユニセフのスタッフが定期的に現場を訪問し、情報を分析することによってモニタリングを行います。
ハッピーミルクプロジェクトの募金結果を教えてください。
2008~2010年度の各生協ごとの本数は、下表のとおりです。ご協力ありがとうございました。
生協名 2008年度本数 2009年度本数 2010年度本数
いばらきコープ 1,519,361本 1,458,655本 1,438,622本
とちぎコープ 1,153,577本 1,160,067本 1,097,675本
コープぐんま 1,269,704本 1,250,963本 1,146,594本
ちばコープ 3,932,076本 3,832,806本 3,722,075本
さいたまコープ 5,365,035本 5,132,836本 4,792,774本
コープとうきょう 8,928,834本 8,562,878本 7,900,888本
コープながの 1,968,258本 1,854,366本 1,775,991本
コープにいがた 608,690本 540,155本 517,536本
合計 24,745,535本 23,792,726本 22,392,155本

2011年度からは、牛乳のお買い上げのほか、コープデリ宅配からも個人募金が可能になりました。本数、募金結果は下表のとおりです。

生協名 2011年度 2012年度
牛乳本数 個人募金 牛乳本数 個人募金
コープみらい
(ちばエリア)
2,602,978本 760,568円 2,627,536本 560,032円
コープみらい
(さいたまエリア)
3,203,789本 521,907円 3,279,476本 415,077円
コープみらい
(とうきょうエリア)
5,211,058本 782,401円 5,167,689本 624,761円
いばらきコープ 1,032,405本 160,169円 1,071,465本 130,646円
とちぎコープ 778,562本 88,480円 806,277本 79,955円
コープぐんま 656,576本 114,987円 807,989本 67,723円
コープながの 1,215,652本 262,045円 1,266,260本 206,275円
コープにいがた 377,056本 78,940円 388,802本 69,855円
合計 15,078,076本 2,769,497円 15,415,494本 2,154,324円
生協名 2013年度 2014年度
牛乳本数 個人募金 牛乳本数 個人募金
コープみらい 12,878,762本 790,962円 8,295,992本 1,805,103円
いばらきコープ 1,270,752本 67,752円 827,012本 121,328円
とちぎコープ 951,112本 42,926円 616,473本 70,244円
コープぐんま 958,346本 67,723円 628,106本 62,753円
コープながの 1,501,570本 161,667円 984,803本 210,152円
コープにいがた 470,852本 38,696円 313,186本 76,870円
合計 18,031,394本 1,169,726円 11,665,572本 2,346,450円
生協名 2015年度
牛乳本数 個人募金
コープみらい 10,512,819本 339,887円
いばらきコープ 1,034,395本 145,550円
とちぎコープ 764,354本 44,824円
コープぐんま 786,759本 22,069円
コープながの 1,239,738本 41,979円
コープにいがた 404,295本 4,070円
合計 14,742,360本 598,379円
ハッピーミルクプロジェクトの結果を公表する予定はありますか。
プロジェクト終了後、コープの各種広報誌、ハッピーミルクプロジェクトや日本ユニセフ協会のホームページ、報道発表等を通じて報告する予定です。
募金金額10.8万ドルを牛乳1本1円の募金に換算し取り組むとのことですが、もし、売れた牛乳の本数が目標本数を下回った場合は、どうするのですか。
ユニセフとのお約束で、3年間毎年10.8万ドル以上の募金をすることになっています。そのため、万一、牛乳の本数が販売目標数を下回った場合も、10.8万ドル分の募金をすることになっています。
ユニセフに直接募金をせず、牛乳の販売を通じてのハッピーミルクプロジェクトを行うのはなぜですか。
ハッピーミルクプロジェクトの目的の一つとして、世界の子どもたちの栄養不良の問題、世界の食料問題、アフリカの子どもたちの状況などについて、1人でも多くの消費者・組合員の皆さまの関心を高めることがあります。ただ、募金をするだけではなく、商品を通しての活動とすることで、より多くの方にこの問題について知っていただくことができると考えました。
なぜ、子どもの栄養と健康を今回の支援の対象としたのでしょうか。
コープネットグループは、「だれもが安心してくらせる平和で持続可能な社会づくり」を理念でうたい、アフリカの子どもたちの栄養改善活動を支援することは、理念とビジョンの実践であると考え、支援を決めました。 また、食を中心とした事業を行っている事業者として、生活者の団体である生活協同組合として、より多くの消費者・組合員に世界の食に関する問題について関心を広げるためのコミュニケーションを積極的に行うことも、重要な社会的役割と考えています。
なぜシエラレオネを支援対象国として選んだのですか。

ユニセフと協議した上で、シエラレオネを支援国と決めました。

  • 2008年~2013年まで、支援していたモザンビーク共和国と同じ栄養不良のプログラムへの支援ができること。
  • 子どもの栄養不良の問題は世界各地にありますが、中でもアフリカへの支援の緊急性が高いこと、栄養プログラムが求められているアフリカ諸国の中でも、モザンビークと同じように政情が安定しているため、継続的な支援活動が可能であり、組合員からお預かりする寄付金を有効に活用することができる国と判断しました。
  • シエラレオネの乳児死亡率は世界で最も高い国の一つで、生児出生1000人当たり120人です。世界の5歳未満児の死亡率は1990年比で、50%以上減少するなど大きな前進があったものの、シエラレオネの子どもの栄養不良の改善は急務です。
  • ハッピーミルクプロジェクトの目的の一つとして、世界の子どもたちの栄養不良の問題、世界の食料問題、シエラレオネの状況について、より多くの消費者・組合員の皆様の関心を高めることがあります。そのために、実際現地を訪問し、現地で見たこと、聞いたことを、多くの人々に伝えていくことを重視しています。そのことからも、アフリカの中でも比較的治安がよく、訪問・交流することが可能なシエラレオネ共和国を支援国にしました。
ハッピーミルクプロジェクトの募金は、全てシエラレオネ共和国の子どもの栄養プログラムのためだけに使われるのでしょうか。ユニセフはそのことをどのように保証するのでしょうか。
ハッピーミルクプロジェクトでお預かりした募金は、日本ユニセフ協会からユニセフ本部へ送金され、ユニセフ・シエラレオネ事務所に届けられます。
プロジェクト実施にあたっては、事前に実行計画と予算が提出され、それに従って行います。
プロジェクト期間3年のうち、効果評価項目の一部については毎年、全体の評価項目については3年後に報告書がユニセフから提出されることになっています。
ユニセフはなぜ子どもの栄養プログラムを行うのですか。
今世界では、年間590万人の子どもが5歳の誕生日を迎えられずに亡くなっており、この死の約3分の1に栄養不良が深く関わっています。直接の死因は肺炎や下痢ですが、病気にかかりやすかったり回復できないのは、栄養不良による免疫力の低下や体力がないためです。また、栄養不良により、知能と体の発達も遅れてしまい、集中力がなく、学校に行って勉強したり、友だちと遊んだりすることができない子どももたくさんいます。栄養は子どもの健やかな成長と将来に密接に関わる問題であり、栄養不良の克服はユニセフの重要な活動の一つです。
シエラレオネ共和国の場所、人口、GDP等について教えてください。
シエラレオネ共和国は、アフリカ西部にあり、大西洋岸に位置しています。ギニア、リベリアと国境を接しています。総人口はおよそ600万人でその半数の290万人が18歳未満という若い国です。
2002年の内戦終結後、徐々に経済発展を遂げていますが、貧富の差が激しく、国際貧困ライン(1日1.25ドル)以下で暮らしている人は52%、1人あたりの国民総所得は580米ドルとサハラ以南アフリカの平均1,397米ドルを下回っています。
シエラレオネ共和国の子どもたちの栄養不良の問題について、詳細を教えてください。
シエラレオネでは、8人に1人の子どもが5歳の誕生日さえ迎えられません。
毎年約25,000人もの5歳未満の子どもが急性栄養不良で治療を受けています。また、5歳未満の子どもの44%にあたる469,726人が慢性栄養不良による発育阻害の状態です。鉄欠乏性貧血をはじめ微量栄養素欠乏症は子どもや妊婦の間で広がっています。76%の子どもが主に鉄不足の食事や寄生虫の侵入が原因で貧血になっています。
命を落としてしまう直接の原因は、肺炎やマラリア、下痢ですが、そういった病気にかかかりやすいのも、病気が良くならずに亡くなってしまうのも、栄養が足りていなくて体力、免疫力が低いためです。栄養不良により、知能と体の発達も遅れてしまい、学校に行って勉強したり、友だちと遊んだりすることができない子どももたくさんいます。
栄養不良は、食べ物の不足だけが原因ではありません。食事の慣習や知識不足などで、赤ちゃんや子どもにあった食事が与えられず、体の成長に必要な栄養が不足してしまうのです。
子どもの栄養不良を防ぐには、知識と技術を持った専門家が必要で、シエラレオネではその専門家が不足しており、人材の育成が急がれています。
現地を訪問する費用も募金でまかなっているのですか。
取材のためのシエラレオネへの渡航費等は、寄付金とは別にコープの費用としてまかなっています。
2014年に見舞われたエボラ出血熱流行による影響で、2015年度・2016年度と現地視察訪問は行っていません。
シエラレオネの子どもたちの状況や現地での栄養プログラムについて、報告会や学習会を企画したいのですが、コープから講師を派遣してもらえますか。
コープネットグループの各生協、あるいはコープネット事業連合にお問い合わせいただければ、講師を派遣いたします。