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はぴ・みるブログ

モザンビーク報告(14)コミュニティに対するモバイルユニット
2010年08月18日

こんにちは。まめです。

子ども達による、ラジオ制作現場を見学したあと、ナンプラ市内のコミュニティを訪れました。コミュニティというのは、モザンビークの中で民族や習慣が同じ人たちの集まりで、集落のようなものです。モザンビークでは、州→郡→区→コミュニティというように分かれています。

モバイルユニットによる映画上映会

この場所を訪れたのは18時くらい。あたりは次第に暗くなってきます。

車にプロジェクターやスピーカー、スクリーンが運ばれ、上映の準備がされていました。ここでは、電気が無いので発電機も用意されています。

私たち視察団は、この場所で衛生に関する広報映画の鑑賞会が行われるということで見学に来ましたが、わざわざ私たちのために最前列に椅子まで用意してくれており、そこに座って鑑賞しました。

私たちの後ろには1000人くらいいるのではないだろうかと思うほどたくさんの人が集まっていました。

 集まる人々

ポルトガル語の上映会が始まりました。当然ながら何を言っているのかわかりませんが、映画の中の役者さんたちはすごいオーバーリアクションなので、なんとなーくこんなことを言っているだろうというのがわかりました。

『コレラ』映画でした。主人公のお父さんがお腹が空いたので『飯をくれ』とお母さんにせがみます。お母さんは早速食事の準備に取り掛かりますが、お父さんは『早くしろ!腹が減った』と怒鳴り散らします。お父さんは『昨日の残り物でいいから、早くしろ』と言います。仕方なくお母さんは昨日の残り物を渡し、お父さんは食事にありつくことができました。息子も父親からもらった食事を一緒に食べました。

あくる日。息子の体調が悪くなり、嘔吐下痢を発症します。そのまま息子は看病の甲斐なく亡くなってしまいました。悲しんでいるのもつかの間、今度はお父さんが嘔吐下痢になります。苦しむお父さん・・・・。しかし、息子ほどひどくなく、お父さんは回復しました。

息子の死や自分の経験から、お父さんは地域の人々にコレラや食事の調理には火が大切であるということを地域の人たちに広める活動を始めました・・・・・・。

という内容でした。

鑑賞に来ていた地域の人たちは、歓声をあげたりや拍手をしたりして映画を楽しんでいました。

上映が終わったあと、司会者が観ている人たちに感想を聞いていました。でも、現地の言葉で言っていたので何を言っているのかわからず、残念。

最後に、私たちが紹介されました。日本から来た訪問者ということで、鑑賞に来ていた人たちの盛り上がりも最高潮!!

ポリーさんが挨拶に立ち、話をしだすとますます大騒ぎに!!日本人を珍しく思うようでした。

みんなの前で挨拶

ポリーさんは日本語で。その日本語をユニセフの方がポルトガル語に変換。その後現地のマクワ語に変換という三段階の通訳で、いったいみんなのにきちんと伝わったかだろうかと疑問ではありますが、みんな楽しそうでした。

この後、HIV/AIDSの映画を行ったそうですが、私たちはそれは見ないで帰りました。

帰りがけ、空を見上げると満天の星!南十字星も輝いていました。南十字星って意外と小さいのだなぁ・・・・・

天の川を見てポリーさんも喜んでいました。