HAPPY MILK PROJECT

はぴ・みるブログ

レポート「ひで」① マプトのモザンビーク保健省
2012年10月20日

はじめまして、「ひで」です!はじめまして!
2012年のモザンビーク視察に参加させていただきましたので、現地の様子をお伝えしていきます。
よろしくお願いします。

今回は、1日目に訪問したマプト市内にあるモザンビーク保健省を紹介します。

保健省職員のエドナ・ジャーマックさんから、モザンビークの深刻な栄養問題と地域コミュニティでの食育や育児について指導する保健員さんの育成について、説明していただきました。
エドナさんの説明からは、熱意と思いが伝わりとても感銘を受けました。

説明してくれたエドナさん

モザンビークの子どもたちの現状は、多くの子どもたちが貧困ライン(=収入が生活に必要な最低限の収入水準にあることを表す統計上の指標)の生活を強いられていて、州によっても格差が大きくなっています。また、慢性的な栄養不良、発育阻害、エイズの蔓延など・・・全体として改善は進んでいますがまだまだ課題が山積みです。

そんな中、モザンビークが取り組んでいる、栄養回復プログラム(コミュニティの栄養指導従事者(保健員・ボランティア)の支援プログラム)についての具体的な取り組みを説明していただきました。この栄養回復プログラムにハッピーミルクプロジェクトからの支援でおこなわれています。
モザンビークでは、医療施設にアクセスできない人が多いため、保健員がコミュニティに出向き、食育や基礎栄養サービス指導、完全母乳育児の推奨と指導、微量栄養・鉄分・葉酸・ビタミンAなどを子どもと母親への補充などをおこなっています。
また、NGOや母親グループなどの支援にも取り組んでいて、母親同士で地域を越えて交流して教えあうことも多いそうです。
使用する教材は、ポスターやイラスト、人形などをつかい、字が読めない人にも分かりやすく説明できるように工夫されていました。

母乳育児を推奨するポスター。 離乳食の作り方や与え方をまとめたテキスト

保健員さんの活動についての説明をきき、人と人のつながりで地域=コミュニティを守る取り組みは、とても生協の考えに近いと感じました。
今の日本は、地域のつながりが薄くなり、さまざまな問題がおこっています。人と人とのつながりを通じてコミュニティを改善していこうと取り組んでいるモザンビークに、私達が学ぶこともたくさんあるようです。
現地で使われている教材を見ながら、早く現地へ行ってみたいと思いました。

P.S.

下の写真の人形は、出産について解説をするためのもので、おなかには赤ちゃんもいます。現在、日本に来日中です(笑)

お母さんの人形

お腹から赤ちゃん