HAPPY MILK PROJECT

はぴ・みるブログ

レポート「もっくん」③ 子どもたちの発育と栄養
2013年01月07日

こんにちは。もっくんです。
今年は例年より雪が早くて、すでに私の家の周辺では何度か降りました。
寒さも厳しいですね!

モザンビークの訪問中、日本では馴染みのないいくつかの言葉に出会いました。
そのひとつが視察の初日、保健省でエドナ・ジャーマックさんからお聞きした『発育阻害』という言葉です。
エドナ・ジャーマックさん

エドナさんは「5歳児の死亡率は減っているが『発育阻害児』は2003年48%、2011年43%とあまり減っていない。このことに焦点を当てなければならない。死なないけれど弱っている子はたくさんいる。」と言われました。
「『発育阻害』とは年齢に対して低身長であることと定義され、おかあさんのおなかの中で、また生まれて2歳になるまでの間に栄養が不十分であったか、健康的な生活状態でなかったことによるもので、その後の期間では、この発育の遅れを取り戻すことは現実的に不可能である。またその原因は脳の発育やその他の臓器の成長にも影響を与え、その結果知的障害を患ったり、年をとってから心臓に異変をきたしたりする。」のだそうです。

2歳までの生育環境が、子どもの将来にとってどんなに大切なのかがわかります。 我が家では11月から12月にかけて、2歳7ヶ月と生後6ヶ月に満たないふたりの孫が交替で入院しました。ぐったりした幼い子を見守るしかないのは辛いことです。(もちろん本人たちはもっと辛かったでしょうが・・・)ましてやその命が失われるなんて、とても考えられません。それぞれ脱水症状と肺炎をおこしたふたりは、日本の医療に命を救われたと身に染みて感じました。
そしてモザンビークでは今も、そんな耐え難い悲しい想いを多くのお母さんがしているのだと改めて思いました。

イニャンバネ州モルンベネ保健センターでは食育のデモンストレーションで、キャッサバ、さつまいも、魚、マンゴー、オレンジ、ピーナッツなど、地元の食材を使っての離乳食づくりを保健員さんが行っていました。
地元食材が並ぶ

さつまいも、キャッサバ、マンゴ-、オレンジ、ピーナッツなどの地元食材

混ぜ混ぜ

            ひたすら混ぜていきます

私たちにしてみると調理というよりも、ほぼ混ぜるだけ、といった感じでしたが、おかあさんたちは熱心に見つめていました。子どもを守るための真剣さが伝わってきました。 調理を見つめるお母さんたち

調理を見つめるお母さんたち

そんなおかあさんの表情も、試食が始まると和みます。モザンビークでは単に食料が不足しているというよりも、どんなものをどれくらい食べたらよいのかということがわからないのだそうです。お母さん達と一緒に試食させていただいたさつま芋は甘くて、キャッサバは少しもっちりした大根のようで美味しかったです。子どもたちもせっかくある地のものをしっかり食べて、元気に育ってほしいものです。 

離乳食を与えるお母さん

元気に育ってほしいと願っています