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はぴ・みるブログ

小豆【3】シエラレオネ"コノ県"の栄養プログラムの報告書より(no.2)
2015年12月25日

こんにちは。小豆です。

前回に引き続き、シエラレオネ"コノ県"の栄養プログラムの報告書からです。

シエラレオネでは、ユニセフによる「栄養プログラム」が実施されています。

今日はその活動内容(2014年6月~2015年5月)を紹介したいと思います。

【1】 保健員の訓練

エボラ出血熱の影響で保健員が対応に追われ、感染予防が優先されなければならなかったりと困難があったものの、29の保健施設から42名の保健員が研修を受けました。目標を54名に設定しているため、78%の達成率です。

【2】 保健施設の数を増やす

急性栄養治療のサービスへの利用を増加させるため、国内での急性栄養不良が可能な保健施設を増設させる取り組みです。

コノ県ではすでに17施設で治療を受けられます。目標は、全84施設の半分である42施設まで増やすことです。

新たに12施設で可能となり、合計で29施設になりました。これは目標42施設に対して、69%達成です。活動は継続中で、目標に間もなく達成できる見込みです。

増設に伴って、保健員が施設内で急性栄養不良の治療が実施できるような支援も実施しています。

【3】 母親支援グループの活動を広げる取り組み

ユニセフは、保健衛生省の食料栄養局を支援し、他団体とともに地域ごとに支援グループを設立し、乳幼児の食習慣の改善に取り組んでいます。

これは、口コミで栄養の知識を広く伝えていくために、母親支援グループというボランティアグループの活動を推進するものです。

458の母親支援グループがこの1年間で結成されていますが、エボラ出血熱の影響で集会などが禁止された期間があるため遅れています。目標である新規グループ622団体(全体1,244団体)の設立を目指して支援が継続されています。

【4】 母親支援グループの乳幼児食改善強化

ユニセフは保健衛生省とコノ県で活動するNGO団体と協力し、母親支援グループのメンバーの能力強化を行いました。研修では、乳幼児の食習慣改善についてのカウンセリング方法を学習します。カウンセリングを受けたお母さんは、コミュニティの母親たちに共有していきます。

この取り組みもエボラ出血熱の影響を受けました。エボラ出血熱の感染を広げないため、小規模な会合や活動は控えることが必要でした。この1年間で114名が研修を受けることができましたが、目標に対しては遅延しています。

【5】 物資などの支援

3台の自動バイクと1,065部のカウンセリングカードが提供されています。自動バイクは、栄養支援活動のモニタリングのために活用されています。

以上が最新の「栄養プログラム」の活動内容でした。

次回は、来年になります。

ヒューマン・ヒストリーをご紹介したいと思います。

それでは皆様、よいお年をお迎えください