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はぴ・みるブログ

小豆【6】シエラレオネ"コノ県"の栄養プログラムの報告書より(no.5)
2016年01月18日

こんにちは。小豆です。

1月12日にシエラレオネで新たにエボラ出血熱の死者が確認されました。

シエラレオネでは、昨年11月7日に終息宣言が出ていました。

1月14日にはリベリアで終息宣言が出され、西アフリカ3カ国で終息宣言が出揃そろったところでした。

とても残念です。完全な封じ込みへの道のりはまだまだ続きそうです。

前回に引き続き、ヒューマン・ヒストリーをお伝えします。

今回の主人公は、マーサ・シラーさん。

母親への支援により健康な子どもたちが増加した事例です。

コノ県にあるマム村では、栄養不良児の知識を持つ人がおらず、子どもへの健康な食事の与え方も知られていませんでした。

そこで、NGO組織「SILPA」は村の住民たちがよい栄養習慣を身につけ、お互いを助けられるようにする仕組みを整えたり、妊産婦や母親、子どもたちに栄養指導のアドバイスを実施しています。また栄養不良の子どもの発見と治療も行なっています。

また、母親支援グループ結成にも取り組んでいます。

母親支援グループとは、母乳は大事、子どもは保健センターで生みましょうなどの啓発を行うグループです。グループ内の代表が乳幼児の栄養指導についての研修を受け、他のメンバーにも教えていきます。グループの活動は、因習の中で子育てするお母さんたちを目覚めさせ孤立から救い、確実に有効な影響をひろげ大きな成果をあげています。

マーサ・シラーさんは、マム村の母親支援グループのリーダーを務めています。

このグループの存在により、栄養不良による子どもの死亡例はなくなったそうです。

グループのメンバーは、村の住民とともに栄養カウンセリングを実施する研修を受けています。

母親支援グループは、栄養について住民に語りかけるとともに、収入創出のための活動も行なっています。

村には共同管理農園があり、農業活動により収益を分け合っています。

住民がお金を貯め、小規模事業を始めたい人にお金を貸せるような取り組みを始め、住民の経済状況を改善することに役立てています。

この制度を利用してグループの多くのメンバーが家族を賄うために小規模事業を始めました。マーサさんもその一人です。

「私が事業を始められるなんて信じられないです。でも感謝したいです。このようなプログラムのチャンスをくれて、トウガラシを売る仕事ができ、さらに子育てのための収益につながっているのですから。」とマーサさん。

マム村の住民は、母親支援グループの活躍が住民の能力強化に大きく貢献しているとうなずきます。グループが村の結束を固めるのに重要な役割を果たしていると言います。

リーダーのマーサさんは語ります。「村の人たちがお金を借りられるような村の銀行を設立できるまでお金を貯めるのが私の夢です。」「良い栄養習慣を広め、強化していきたいです。子どもたち、家族みんな健康に育つようにね。」

vol.5で「シエラレオネ"コノ県"の栄養プログラムの報告書より」シリーズは終わりです。

お読みいただきありがとうございました!

今後の記事は未定ですが、引き続きシエラレオネの最新情報など発信していけたらと思っています。