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はぴ・みるブログ

カシューナッツさんの日記【11】シエラレオネで再び終息宣言!!
2016年03月21日

こんにちは!カシューナッツです。

3月17日にシエラレオネで再び終息宣言が出ました。

1月12日の「再発」から約2ヶ月ぶりです。

これはこれで大変嬉しいことです。

しかし、皮肉なことに、ギニアではシエラレオネの終息宣言と同じ3月17日に「再発」が発表され終息宣言が撤回されました。

「100人を10人にするより10人を0にするほうがはるかに困難だ。」

というまさにそのことです。

リベリア・シエラレオネ・ギニア3ヶ国の終息宣言の足並みがなかなかそろいません。

コープネットグループが取り組んでいるハッピーミルクプロジェクト・シエラレオネの栄養プログラムの進捗状況について、ユニセフ・シエラレオネ事務所から報告を得ました。

それによると、エボラ出血熱の流行で深刻な停滞と後退が生じています。

具体的には予防接種や妊産婦健診率が流行前の30%に落ち込んでいることです。

もともと低水準だったところで30%に落ち込んだということで、

今後の「5歳未満児死亡率」「妊産婦死亡率」が増加するであろうという危機的な予測が出ています。

私たちが支援している「コノ県」での予算執行状況については「約45%」という状況です。

主な予算科目で言うと

「保健員への栄養不良治療の研修(83.9%)」

「保健施設の増設(65.9%)」

「お母さんボランティア育成(32.7%)」

「お母さんさんボランティアへの離乳食指導の研修(20.0%)」

「バイクや各種ツールの配備や購入(100.0%)」

というところです。

ここで気付くのは「お母さんボランティア」の組織化や研修の予算執行率の低さです。

つまり、エボラ出血熱の流行で「人が集まること」「コミュニティーを巡回すること」が「制限」「禁止」されたため、とりくめなかった分野です。

ユニセフの栄養プログラムの核心であり有効な方法である「お母さんボランティア」の組織化・育成・能力向上に大きな支障が出ているということです。

先にお話しした「予防接種や妊産婦健診率が流行前の30%」と合わせるといっそう心配な状況です。

無題.png IMG_4889.JPG

写真は、ボンバリ県でのお母さんボランティアの活動の様子。寸劇・紙芝居・歌で母乳保育の大切さ・保健センターでの健診の重要性・栄養のある離乳食の作り方をコミュニティーを巡回しながら啓蒙活動を進めています。女性の識字率が28.9%(2008年)なのでとても有効な活動です。

今後の3ヶ国の終息宣言揃い踏み、あるいは「終息」まで行かなくても「沈静化」のもとでの栄養プログラムの再開と強化がはかられていくことを期待したいと思います。

このブログについて
はぴ・みるブログでは、シエラレオネを訪問したコープの役職員が、「視察レポート」に書ききれなかった現地でのこぼれ話や、ハッピーミルクプロジェクトの進捗状況などについて発信しています。
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