HAPPY MILK PROJECT

はぴ・みるブログ

カシューナッツさんの日記【31】ユニセフ・シエラレオネ事務所からレポート紹介
2018年04月06日

こんにちは カシューナッツです。

やっと寒かった冬も終わり春本番になりましたね。

今回は3月8日付のユニセフ・シエラレオネ事務所からのレポートから紹介させていただきます。


シエラレオネ・ボンバリ県のパンラップ村のスライ・ コロマ君は、あのエボラの大流行の時、家族の稼ぎ手で あった父親を失いました。スライ君は3年生を終えた段階で退学せざるを得ませんでした。スライ君は学校に行 きたかったのですが誰に助けを求めていいか分かりませんでした。

スライくんとアグネスさん
01_UNICEF_Sierra_Leone_2017_Mason.jpg
©UNICEF Sierra Leone/2017

ここでパンラップ村の母親クラブが活躍します。母親 クラブはユニセフやパートナー団体のNGOが支援する お母さんたちの組織です。母親クラブでは菜園活動や工 芸品販売の利益を活動資金に当てて、制服・教科書・文 房具等を買い揃え、スライ君に提供しました。そしてスライ君は退学後2年後に復学できたのです。
母親クラブの会長のアグネス・タラワリーさんは「私たち女性は力を合わせて、子どもたちが学校へ行き、教育をうけることを実現しなければなりません。私たちは 字が読めないことがどれだけ不利になるか、身をもって知っています。よい仕事にも就けないし、社会的なサービスの機会も逃します。」といいます。

一番前の席で授業中のスライくん
02_UNICEF_Sierra_Leone_2017_Mason.jpg
©UNICEF Sierra Leone/2017

スライ君の母親も菜園活動で貯金をしています。「二度とスライに退学して欲しくありません。だから、彼を手助けできるようにお金をためることにしたのです。」と母親は話します。スライ君が今5年生。将来自分がどう恩返しできるか考えています。「全ての子どもは学校に行って、卒業しなければいけない。自分の夢をかなえて、この国をさらに良くするために。僕、将来はエンジニアになりたいんだ。そうすればこの村にもっとたくさんの学校を作れるでしょ。」と学校の廊下で話してくれました。

畑作業のスライくんと母親
03_UNICEF_Sierra_Leone_2017_Mason.jpg
©UNICEF Sierra Leone/2017


自立する母親クラブの紹介でした。頼もしいですね。スライ君の「自分の夢をかなえて、この国をさらに良くするために」という言葉にも感動しました。アグネス会長の言っている「字が読めないことがどれだけ不利になるか」ですが、2016年のデータでシエラレオネの識字率は男性で65%、女性で51%です。まだまだ低いですが、ここ数年で急速に向上しています。