HAPPY MILK PROJECT

シエラレオネについて

シエラレオネの概要

シエラレオネ

シエラレオネ共和国は西アフリカにある小さな国です。

もともとポルトガル人が発見した国で、ポルトガル語では「ライオンの山」という意味があります。

雷の音が、ライオンの雄たけびに聞こえたという説などがあります。

面積は北海道と同じくらいで、人口は約600万人です。

  • 面積:71,740平方キロメートル
  • 人口:約600万人
  • 首都:フリータウン
  • 民族:メンデ族、テムネ族、リンパ族、クレオール(黒人と白人との混血)
  • 言語:英語(公用語)、メンデ語、テムネ語他
  • 宗教:イスラム教60%、キリスト教10%、アニミズム信仰30%

子どもたちの状況

シエラレオネは乳児死亡率が世界で5番目に高く生児出生1,000人当たり120人です。世界的にも子どもの死亡率の原因の37%を占めている栄養不良の削減においてもこれまでの状況改善はわずかでした。

シエラレオネの歴史

15世紀、ポルトガル人が象牙、木材、奴隷貿易などを行っていましたが、17世紀ごろイギリス商人の力が強くなり始めました。イギリスの奴隷解放運動に伴い、シエラレオネのフリータウンは解放奴隷の拠点となり、植民地としてイギリスに統治されました。

その後1961年にイギリスの保護領からの独立をはたしましたが、その後の大統領は独裁政権ととりました。それに反発する統一革命戦線(RUF:Revolutionary United Front)によって1991年から内戦が勃発しました。RUFは隣国のリベリアから武器を購入する代わりに、シエラレオネのダイヤモンドを密輸しました。シエラレオネのダイヤモンド埋蔵地を含む東半分はRUFが支配するに至りました。

2002年の停戦までの間に100万人を超える避難民が発生しました。また、内戦中には、女性や子どもたちはひどい虐待を受け、身体だけでなく心にも大きな傷を受けました。

内戦は終結しましたが、内戦中に学校、病院、保険センターなどは破壊され、そこで働く教師や医師、看護師なども死亡したり、国外へ逃げてしまったりしたため、社会的サービスを受けられる環境を一から作る必要がありました。

2007年には平和理に大統領選が行われ、アーネスト・コロマ氏が大統領に当選しました。2012年にも過半数の票を得て、コロマ氏が大統領に再選しています。

2014年には、前例のないエボラ出血熱の流行に見舞われました。エボラ発症例のうち約22%が18歳未満の子どもでした。14,123人が感染し、3,956人が亡くなりました。2万3,000人近くの子どもたちが、片親あるいは両親を亡くしました。長期的なケアや支援が不可欠です。

シエラレオネの経済

  • 主要産業:鉱業(ダイヤモンド)、農業(コーヒー、ココア)

シエラレオネのダイヤモンドは1930年に発見されて以来、主要な産業のひとつになっています。内戦中にはダイヤモンドは武器などの資金源となっていました。現在の大統領はダイヤモンド産業の発展に向けて、採掘や研磨産業に力を入れています