HAPPY MILK PROJECT

子どもと栄養不良

子どもたちの未来は栄養が握っている

今、世界では、年間970万人の子どもが、5歳の誕生日さえ迎えられずに命を失っています。
この死の53%に栄養不良が深く関わっています。
栄養不良は食べ物が不足していることだと思われがちですが、 単に量が不足しているということではなく、必要な栄養が不足していることなのです。 身体の成長に欠かせないたんぱく質や、免疫力をつけるビタミンAなどの栄養素が足りないと、風邪や下痢などごくありふれた病気が原因で命を落とす危険が高まります。 そして、知らず知らずのうちに子どもの知能の発達を遅らせることさえあるのです。 目に見えにくく、ひそかに子どもたちの未来と命を脅かす・・・・。栄養不良の恐ろしさはそこにあります。
(財団法人日本ユニセフ協会ホームページより抜粋)

栄養不良「子どもの未来は栄養が握っている」(日本ユニセフ協会ホームページ)

モザンビークの子どもたちと栄養不良

モザンビークは、1992年の内戦終結後、急速に経済が発展しましたが、子どもたちの栄養の状態は十分に改善されていません。 6人に1人の子どもが5歳の誕生日さえ迎えられず、その43%には栄養不良が関係していると言われています。

命を落としてしまう直接の原因は、肺炎やマラリア、下痢。しかし、そういう病気にかかかりやすいのも、病気が良くならずに亡くなってしまうのも、栄養が足りていなくて体力がなく、免疫力が低いからです。栄養不良により、知能と体の発達が遅れてしまい、学校に行って勉強したり、友だちと遊んだりすることができない子どももたくさんいます。

栄養不良は、食べるものが足りないことだけが原因ではありません。食事の慣習や知識不足などで、赤ちゃんや子どもにあった食事が与えられず、体の成長に必要な栄養が不足してしまうのです。
また、栄養の知識があったとしても、貧困等の問題により、栄養バランスのとれた食事をとるのは容易ではありません。

子どもが栄養不良によって命を落さないためには、2つのアプローチが必要です。一つは、栄養不良の子どもを見つけ出し治療すること、二つ目は、栄養不良を未然に防ぐことです。そのためには、子どもの栄養に関する専門家が必要ですが、モザンビークではその専門家が不足しており、人材の育成が急がれています。

モザンビークと日本の基本統計比較表